dvi ファイルの表示

PDF に変換せずに,dvi ファイルを直接表示しようとする場合,
Windows では dviout(公式,TeX wiki 内の解説),Linux などの Unix 系 OS では xdvik を使うのが一般的です.

しかし,xdvik それ自体は日本語表示に対応していません.日本語対応させるパッチは以前から知られていますが,本家に取り込まれるには至っていません.ここでは,日本語対応された xdvik(名称は pxdvi)を,Norbert Preining さんが管理されている tlptexliveリポジトリ(解説ページ)を利用して導入することにします.

まず,TeX Live 2012 のインストールのときのように,ISO ファイルをマウントしておきます.

$ sudo mount -o loop ~/texlive2012-20120611.iso ~/tlcd

次に,tlptexlive 解説ページとほぼ同じようにして pxdvi をインストールします:

$ sudo tlmgr repository set ~/tlcd#main http://www.tug.org/~preining/tlptexlive/#tlptexlive
$ sudo mkdir /usr/local/texlive/texmf-local/tlpkg/   # エラーが起きても問題なし
$ echo "tlptexlive:pxdvi*,pmetapost*" | sudo tee /usr/local/texlive/texmf-local/tlpkg/pinning.txt
$ sudo tlmgr install pxdvi
$ sudo tlmgr path add

フォント設定

標準状態だと pxdvi のフォントがゴシックになることがあるようです.それは,pxdvi がどの日本語フォントを使用するかの設定がまだ十分に成されていないためだと考えられます.しかし,その設定も今では簡単になりました:

$ sudo updmap-sys --nomkmap --setoption pxdviUse true
$ sudo updmap-sys --force

これを行ってしまえば,あとは

$ pxdvi first &

で dvi ファイルを画面に直接表示させることができます.
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