Hyper-V + MathLibre

Windows 10 Proに標準装備されているHyper-V仮想化テクノロジを用いてMathLibreを実行する。

準備

  1. MathLibreのISOイメージを取得しておく。
  2. 以下の手順に従って作業をする。

Hyper-Vの有効化

  1. VTの有効化」を参照してIntel VTを有効化し、Windowsを起動。
  2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」を起動。
    • 起動方法はいくつかあるが、検索を用いるのが手軽。
    • タスクバー左の「ここに入力して検索」とか「何でも聞いてください」(または「Cortanaに何か聞いてみてください。」)とある欄に「Windowsの機能の有効化または無効化」と入力し、該当項目がハイライトされているのを確認してEnterを押せば良い。
    • 入力は途中まででも良い。意図したものが第二候補にある場合は、キーボードの↑↓で選択してからEnterを押す。
    • 手動で起動する場合は「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化
  3. 出てきたウィンドウにおいて、Hyper-Vにチェックを入れOKを押す。
  4. 再起動を促されるので、そのまま再起動をする。

仮想マシンの作成

  1. 「Hyper-V マネージャー」を起動
    • 上と同じく検索を使うと良い。
    • 出ない場合は「Hyper-Vの有効化」が正しく行われているか確認する。
  2. メニューから「操作 ➡ サーバーに接続」を選択。
    • 「サーバーに接続」がない場合、左側ペインでHyper-Vマネージャを選択していることを確認する。
  3. ローカルコンピューターにチェックを入れ、OKをクリックする。
  4. 左側ペインでマシン名が選択されていることを確認し、メニューから「操作 ➡ 新規 ➡ 仮想マシン」を選択。
    1. 開始する前に:内容を確認し、次へ。
    2. 名前と場所の指定:仮想マシンの名前を「MathLibre」とし、次へ。
    3. 世代の指定:第1世代を選び、次へ。
    4. メモリの割当:デフォルトでも良いが、下記「注意事項」参照。
    5. ネットワークの構成:「接続しない」が選択されていることを確認し、次へ。(仮想マシン上でネットを使いたければ「注意事項」参照。)
    6. 仮想ハードディスクの接続:デフォルト(仮想ハードディスクを作成する)で次へ。
    7. インストールオプション:「ブートCD/DVD-ROMからオペレーティングシステムをインストールする」を選択し、イメージファイルとして「準備」で用意したMathLibreのISOイメージ (mathlibre-debian-amd64-XXXXXXXX-ja.iso) を選択。次へ。
    8. 内容を確認し、完了を押す。
  5. Hyper-V マネージャー仮想マシン」ウィンドウの中央ペイン上段「」にMathLibreができていることを確認する。

仮想マシンの操作

起動

  1. Hyper-Vマネージャーの右ペイン下段、MathLibreのところにある「接続」をシングルクリック。ウィンドウが開く。
  2. 同ペインにある「起動」をクリック。(開いたウィンドウ上部の電源マークを押しても良い)
    • 1.で開いたウィンドウ上でMathLibreの実行が始まる。
  3. 黒背景にペンギンの画面になったら、最上段「Live (amd64)」が選択されていることを確認しEnterを押す。
    • XScreenSaverの警告(This version is too old!)が出るが、そのまま放っておけば消える。
  4. 初回起動時に「履歴の保存」というダイアログが出る。これに同意をするとコピーした内容がテキストファイルに保存されるようになる(詳細はダイアログの本文を読んで下さい)。よく分からなければ「いいえ」を選んでおけば問題ない。

一時停止

  1. 実行中に「Hyper-Vマネージャー」ウィンドウ右下ペインの「保存」を押すと実行状態が保存される。
  2. 同ペインの「起動」を押すと再開する。

終了

  1. MathLibre左下隅のアイコンからメニューを開き、「ログアウト」「シャットダウン」を順にクリックするとMathLibreが終了する。
  2. 「仮想マシン'MathLibre'はオフになっています」と表示されたらそのままウィンドウを閉じる。

遊び方

上の「起動」をしたのち、仮想環境のデスクトップ上の「Math Software」を開くと様々なソフトウェアが入っている。
いくつかのソフトウェアに関しては実習資料集の「数学ソフトウェア 参考資料」の項を見ると使い方が書いてある。
それ以外のものについてはWebで検索してみよ。(基本的にはWindows上で検索すれば良い。MathLibre上でブラウザを使いたければ注意事項を見よ)

注意事項

  1. 上記のやり方ではネットワーク設定をしていないのでMathLibreでネットワークが使えない。Hyper-Vでのネットワーク設定は別途
  2. デフォルトのメモリ1024MBでは少ないかもしれない。動的メモリ割当もあるらしいがどう動いているのかよくわからない。実習用PCはメモリを潤沢に積んでいるので仮想マシンに割り当てるメモリを2048MBとか4096MBとかにしてもいいかもしれない。
  3. 仮想マシンの作成」手順4-2にて「第2世代」で試して成功した人が居れば、ぜひ教えて下さい。
  4. 手元の環境では「選択した仮想マシンの起動中にエラーが発生しました」というエラーが出ることがあった。
    • ただ動作に影響は無く、そのまま使い続けられた。原因は分からず。
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