VirtualBox + MathLibre

※注意:以下におけるファイル名はすべて拡張子も含めて記述しています。特に理由がなければ拡張子を表示した方が分かり易いでしょう。(Windows10では、エクスプローラーの上部にある「表示」タブを開け、「表示/非表示」中「ファイル名拡張子」にチェックを入れる

※注意2:VT-xをONにしているとVirtualBoxは使えません。この点でHyper-Vとの併用は難しいです。

仮想化ソフトウェアVirtualBox

VirtualBox は、Windows (などのOS) 上に仮想的なマシンを用意し、Linux などのほかの OS を動かすソフトウェアの一つである。
これを使うと、たとえば OS X 上で Windows を動かしたり、Windows 8 上で Windows 7 を動かしたりすることもできる。 
Hyper-VがWindowsに含まれていたのに対し、VirtualBoxは主要部がオープンソースであり、Windows版のほかOS X版やLinux版などもある。

以下の作業はWindows版について示す。OS X版などについてもVirtualBoxのインストール部のみ異なるが後の設定はほぼ同じ。

必要なファイルのダウンロードとインストール

  1. MathLibre DebianのDVDイメージファイルを必要ファイルの準備に従って用意する。
  2. MathLibreフォルダにあるファイル mathlibre2016ja-vm.zip を同様にダウンロードする。
  3. 同様に、VirtualBoxフォルダから、必要ファイルの準備にならって以下のファイルをダウンロードする。
    VirtualBoxフォルダ:VirtualBox-***.Win.exe, Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-***.vbox-extpack(***にはバージョン番号が入る)
  4. まず、VirtualBoxのインストール用ファイルVirtualBox-***-Win.exeを実行し、インストールする。(質問にはすべてNextかYesで答えればよい。)
  5. 引き続き、拡張パックOracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-***.vbox-extpackをダブルクリックし、インストールする。(こちらも質問にはすべてNextかYesで答えればよい。)
  6. mathlibre-ja-vm.zipをダブルクリックして展開する。
  7. mathlibre-debian-amd64-20150303-ja.isoをmathlibre.isoにリネームする。
  8. ZIPファイルを展開したフォルダ「mathlibre-ja-vm」(persistence.vdiなどのファイルと同じフォルダ)にmathlibre.isoを移動する。

VirtualBoxによるMathLibreの実行

mathlivre-ja-vm内にあるmathlibre-vm.vboxをダブルクリックすると、VirtualBoxが起動され、mathlibre-vmと名前のついた仮想マシンが登録される。これを選択した状態で、画面上部の「起動」(右矢印のマーク)を押すと、MathLibreが起動される。
(2回目以降はファイル「mathlibre-vm.vbox」を直接ダブルクリックするだけで起動される)
Live (amd64) を選択すると、デスクトップ画面が表示される。
なお、メモリ容量などを変更したい場合は、同じく画面上部の「設定」(歯車のマーク)から行えばよい。

起動したら

MathLibre に、どのようなソフトがインストールされているか見てみよう。
デスクトップの"Math Software"のアイコンをクリックするか、左下のアイコン(「↑」とかツバメみたいなアイコン)をクリックして一番上の「Math」メニューを開く。
いろいろ並んでいるのは、(たぶん)すべて数学関係のソフトウェアである。いろいろ探検してみるとよい。。
"MathLibre Start"というファイルに、MathLibre にインストールされているソフトウェアについての解説がある。

インターネットについて

インターネットは基本的にWindowsで行ってください。
データのコピペなどやむを得ない理由がある場合は、iceweaselでプロキシの設定を行えば利用することができます。

終了

MathLibre Debianを終了するときには、画面右下の赤い四角のアイコン(「US」の左隣り)をクリックし、「シャットダウン」をクリックする。
「Please remove the disc, close the tray (if any) and press ENTER to continue:_」と表示されたらエンターキーを押す。

実行中の仮想マシンの状態を保存

仮想マシンの状態を保存する機能を使うと、一旦作業を中断した後、同じ状態から再開することができる。
  1. VirtualBoxでMathLibreを実行しているとする。 
  2. MathLibreのウィンドウの"x"をクリックする。 
  3. 「仮想マシンの状態を保存」のラジオボタンを選択しOK. 
これでMathLibreの動作中の状態が保存されたので、VirtualBoxを終了したりPCをシャットダウンしたりしてもよい。
再開するときには、VirtualBoxマネージャーに表示されている「保存」状態の仮想マシンを選択し、「起動」をクリックすればよい。

VirtualBoxによるMathLibreの実行(その2)

提供されている仮想マシン設定ファイルを用いずにMathLibre Debianを起動することもできる。
PCのDVDドライブにMathLibreのDVDを入れて起動した状態をシミュレートする。 
  1. VirtualBoxを起動する。 
  2. 左上の「新規」アイコンをクリックし、新規仮想マシン作成ウィザードを起動する。 
  3. 「次へ」をクリックする。(以下いちいち言わない) 
  4. 適当な名前(例えば "MathLibre")をつける。OSタイプは "Linux", バージョンは "Debian (64 bit)"とする。 
  5. メモリサイズを適当に(2048MB位)選ぶ。 
  6. 仮想ディスクを新規作成する(いろいろ聞かれるが、全部デフォルトでよい)。 
  7. 仮想マシン作成が完了したら、上でつけた仮想マシン名をクリックする。画面右側ペインの「ストレージ」をクリックする。 
  8. 真ん中あたりの、「空」という文字のある列をクリックする。 
  9. 右上の「CD/DVDドライブ」横のディスク型のアイコンをクリックする。メニューが開くので、一番上の黄色いアイコンの項「仮想CD/DVDディスクファイルの選択」をクリックする。 
  10. 上でMathLibre Debianのファイルが保存されているフォルダを開き、ISOファイルを選択する。「開く」をクリックする。 
  11. "Live CD/DVD"のチェックボックスにチェックを入れ、"OK"。
  12. 「ストレージ」の上の「ディスプレイ」をクリックする。
  13. 「ビデオメモリ」のスライダを右に動かし、128MBになるようにする。(少なくてもよいが、実習用システムではそうする理由もない)。"OK"。
  14. 「起動」アイコン(右矢印)をクリックして仮想マシンを起動する。ダイアログが出るが、OKでよい。 
なお、上の9のステップで、ファイルではなくて実際のDVDドライブを選択することもできる(が、実習用PCにはDVDドライブがない)。
MathLibreのDVDを持っていれば、それを入れて仮想マシンを起動すると、DVDから起動した状態になる。(とても遅いので勧めない。) 
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